シンハラ文字を覚える ・・・ (1) 辞書などリンク集+AA
シンハラ語はスリランカの公用語で,文字の形が非常におもしろい。
動物を描いた絵のようだとよく言われる。
話者は1000万人以上いる。文法は日本語に極めて似ている。文字を眺めているだけでも楽しいが,読み書きできたらなお面白いだろう。
ところが残念な事に,シンハラ語学習の入門に関して,現在一般に入手可能な資料は少ない。
そこで,シンハラ文字を数回に分けて独自に覚えていくための記事をほそぼそと書く事にしよう。
資料として,Web上では
書籍では,
がそれぞれとても参考になる。
言語名称について
スリランカ(首都=スリ・ジャヤワルダナプラ・コッテ)はイギリスの植民地だった。1948年に独立し国名は「セイロン」に。その後,1972年にスリランカ共和国に改名。
過去の国名の名残で,今でもスリランカ産の紅茶の事をセイロンティー(Ceylon tea)と呼ぶ。全世界の紅茶生産のうち,10%はセイロン茶である。
さらに,シンハラ語の事も「セイロン語」と呼ぶ事がある。
しかし実際には,スリランカという地域では,シンハラ語だけではなくタミル語も話されている。そのためセイロン語という呼法を用いると,実は少数派のタミル語を無視することになってしまい,不適切となる。
シンハラ語関連のリンク集
総合サイト
- Sinhala Online http://www.sinhala-online.com/
シンハラ文字・文字コード
- 一覧表
- 五十音対応表 http://www.mojix.net/mojio/singhalese/aiueo.html
- Unicode一覧表(PDFなのでフォント不要) http://www.unicode.org/charts/PDF/U0D80.pdf
- シンハラ文字音節表(とても詳しい) http://www3.aa.tufs.ac.jp/i-moji/tenji/nakama/sinh_syl.pdf
- Wikipedia:シンハラ文字(XPはフォントのインストールが必要) http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%83%8F%E3%83%A9%E6%96%87%E5%AD%97
- Web上でのシンハラ文字入力支援ツール
- (フォント不要)http://www.mojix.net/mojio/singhalese/jkw.html
- (XPはフォントのインストールが必要) http://code.cside.com/3rdpage/jp/
- Google Gadgetsでシンハラ文字を入力できるツール(XPはフォントのインストールが必要) http://www.google.com/ig/directory?hl=ja&url=www.google.com/ig/modules/sinhala_keyboard.xml
シンハラ語 オンライン辞書
- 英語⇔シンハラ語:Sinhala Online http://www.sinhala-online.com/sinhalese-dictionary.html
※ページの左側の「Search a word 」というところで検索できる
- 英語→シンハラ・タミール語(音声付):Sinhala / Tamil Online Dictionary http://www.lanka.info/dictionary/EnglishToSinhala.jsp
読み物
- シンハラ語聖書のPDF(新約) http://www.sinhalabible.com/readBible.htm
アスキーアート
独断に基づき,シンハラ語の母音字と子音字をアスキーアートにした。
覚える際に,特徴をつかんで分類するための役には立つ(かもしれない・・・?)
・ねずみ系(「の」系): na ^o~) t2a ^p~) ka ^w~) ・かえる系: pa e_s ja e_s' pha e_9 chha e_g sha e6s e -e_9 ee -e_9' gha -eos sa -e-s ya C-s ・陰陽マーク系: ga (5) ssa (5∂ ha e5) bha -e5) ・「コ」系: ta c_) dha c-) tha c-9 t2ha c_9 ma cv) o cx) kha cn) ba cc) va e_) d2a -e-) cha -e_) d2ha -e-9 ・「C」系 la (∂_ l2a (巴_ ・「丸」系: ra O' ii "O'" n O ・「己」系: u e uu ey da e, a ep' 分類不可能系: n2a ,9'り i 3
アスキーアートというより,「符号化」に近い。C-sなんて,まるでUnixのキーコマンドだ。
次回以降,この独自の分類に基づいて,似通った文字のグループをまとめて覚えていくことにする。