マレーシアの言語「マレー語」で会話するための，最初歩の必須フレーズ

マレーシアで話されるマレー語の，いちばん基本の言い回しのリスト。

あいさつや自己紹介など，マレー語の日常会話の学習を開始するにあたり，最初に把握・暗記したい情報である。

カタカナでの発音表記付き。

※具体的なフレーズのリストは，下記の記事を参考にして選んだ。

外国人に出会った時に仲良くなるための，最低限の必須フレーズ集　（どの言語にも当てはまる，基本の初歩会話集のテンプレート）
http://language-and-engineering.hatenablog.jp/entry/20130702/ListOfCommonLang...

日本語	マレー語
おはよう	Selamat pagi. スラマッパギ
ちょっとすみません	Maafkan saya. マアフカン・サヤ
あなたはマレー語 / 英語 / 中国語を話しますか？	Boleh cakap bahasa Malaysia? ボレ・チャカプ・バハサ・ムレイシャ bahasa Inggeris / bahasa Cina イングリス / チナ
はい，いいえ	Ya. / Tidak. ヤー / ティダッ
初めまして（お元気ですか）	Apa khabar? アパ・カバール
私の名前は〜です	Nama saya 〜
私はマレー語を学んでいます	Saya belajar bahasa Melayu. サヤ・ブラジャル・バハサ・ムラユ
私は日本人です	Saya orang Jepun. サヤ・オラン・ジェプン
あなたのお名前は？	Siapa nama anda? スィヤパ・ナマ・アンダ
どうぞ書いて下さい。	Sila tulis. スィラ・トゥリス
〜さん（男性・女性）	encik / puan ンチッ・プワン
ありがとう	Terima kasih. トゥリマカスィー
私は〜に住んでます	Saya tinggal di 〜. サヤ・ティンガル・ディ・〜
あなたはどちらの出身ですか	Anda dari mana? アンダ・ダリ・マナ
ようこそ日本へ	Selamat datang ke Jepun. スラマッ・ダタン・ク・ジェプン
どうぞ	Sila. スィラ
ごめんなさい	Minta maaf. ミンタ・マアフ
さようなら，また会いましょう	Jumpa lagi. ジュンパ・ラギ

注意点と文法上の補足：

マレー語の挨拶は，朝（pagi），昼（tengahari　トゥンガハリ），夕方（petang　プタン），夜（malam）の４種類で使い分ける必要がある。時間帯を問わずに使える挨拶はない。あるとしたらHiとかだが，それはマレー語というより英語である。ここでは，学習のとっかかりとして，またマレーシア人に会う出会いが発生しやすい時間帯は朝だろうという仮定を置き，暗記する事柄を減らしている。

一人称の私は「saya」だが，二人称は立場とか性別によって複雑に使い分ける。固い言い方の「anda」を使って乗り切る。マレー語では文章の主語を容易に省略するので，文章の構造によっては，言わない手もある。

動詞の語幹にbe-またはber-という接頭辞を付けると，動詞が自動詞化する。「教える」ajarの場合は「勉強する」belajarに不規則変化する。辞書を引くときは，接頭辞を取り除いたajarで調べる。belajarで調べても索引とかには載ってない場合がある。マレー語の辞書の冒頭にはそういう但し書きが使い方として注記されている。

maafは「許し」で，接尾辞「-kan」は「〜してあげる」（便宜供与）の意味を付与するため，「maafkan」は「許してあげる（許してあげて下さい）」。mintaは「求める」。

別れのあいさつ「さようなら」をちゃんと言う場合，去る側の言うセリフ「Selamat tinggal」と，残って見送る側の言うセリフ「Selamat jalan」で異なる。元気で残っててね，元気で行ってきてね，の違いみたいなもの。上記の表では，両者に共通して使えるものを掲載している。

参考：

マレー語日常会話 top ：Kura-kura net
http://kurakuranet.michikusa.jp/bahas...

マレー語日常会話
http://gigadict.com/PoliCon/MalCon.htm